治験とは"治験モニターとは

治験に協力すると謝礼金(現金)が貰えるってご存知ですか?

ここでは治験について詳しく知らない方向けに、「治験とは何か」また、「治験モニター(ボランティア)になるにはどうすればいいか」をまとめました。

治験とは

治験とは

治験とは、新薬や新しい医療機器の有効性・安全性を確認するために行われる臨床試験のことです。
「治療の臨床試験」を略して、治験(ちけん)と呼んでいます。

治験は薬事法に基づき、国の基準を満たした医療機関で行われます。
治験で集められたデータを元に、厚生労働省は新薬や医療機器が適切なものであるか審査を行います。
国内で販売されている医薬品や医療機器は全て、治験後に厚生労働省の承認を得たものです。

つまり、国内で医薬品や医療機器を販売するには必ず治験を行う必要があります。
新薬だけでなく、ジェネリック医薬品でも治験は必要です。

一般人が治験について見聞きする機会はなかなかありませんが、毎年様々な治験が国内で行われており、治験に協力してくれるモニター(ボランティア)を募集しています。

治験は誰が行っているの? 治験の構造とは

治験は以下の5つの関係者・関係機関で成り立っています。

(1) 新薬を開発する製薬会社(治験依頼者
(2) 治験を実施する病院などの医療機関
(3) 治験実施の責任者となる医師(治験責任医師
(4) 治験に協力する看護士、薬剤師、臨床検査技師など(治験コーディネーター
(5) 治験に参加する被験者(治験モニター/治験ボランティア

治験を実施する医療機関は、薬事法の「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」という規則で定められた要件を満たす病院から選ばれます。
治験コーディネーターはCRC(Clinical Research Coordinatorの略)とも呼ばれます。
製薬会社は医療機関に治験の実施を依頼する立場にあり、臨床試験で治験の被験者(治験モニター)に直接関わることはありません。

治験とは
治験の構造

この辺りの事情はアンケートモニターとよく似ていますね。
アンケートモニターでは、企業・自治体が自ら市場調査を行うことはせずに、調査の準備から結果の分析までマーケティングリサーチ会社に業務委託します。
そのため、アンケートモニターに企業・自治体が直接接触してくることはありません。

治験モニターはどこで募集しているの?治験に参加する方法とは

私たち一般人が治験モニターに参加するにはまず、V-NETニューイングといった治験モニターの募集情報を専門的に取り扱っているサイト(治験モニターサイト/治験ボランティアサイト)に無料会員登録するのが一番簡単で安全な方法です。

治験モニターサイトの登録・利用にお金はかかりません。
また、治験モニターをやめたくなったらいつでも無料で退会できます。

大手治験モニターサイトに登録すれば、全国で行われている治験の募集情報を確認できるので、情報収集に手間をかけずに自分の希望条件に合った治験を探すことができます。

治験の募集治験の応募はwebから行う

治験モニターの募集

治験モニターサイトで自分の希望条件に合う治験の募集を見つけたら、webから参加希望の手続きを行います。

どの治験でも、参加を希望したモニターの中から治験対象者が選ばれます。
自分で参加したい治験を見つけて応募しない限り、治験モニターサイトに登録しただけで治験への参加が勝手に決まることはありません。
どんな治験に参加するかは自分で選べますので、ご安心ください。

なお、治験モニターは募集人数が決まっているので、募集条件を全てクリアしていても採用されないこともあります。

治験モニターはアルバイトではなくボランティアなの?

治験バイト

治験に被験者として協力する一般人のことを治験モニター、あるいは治験ボランティアと呼びます。
治験モニターは謝礼金という名目で結構なお金が貰えます。

お金を貰う側からすると、治験は高収入のアルバイトのように思えるかもしれませんが、治験を実施する側にとっては、治験モニターはあくまでも協力者(ボランティア)であって労働者ではありません。

治験モニターの謝礼は治験に参加するためにかかった交通費や協力者の負担を軽減するためのものです。
アルバイト料(給与・賃金)ではありません。

そのため、製薬会社から治験モニターに支払われる謝礼金は「負担軽減費」または「治験協力費」とも呼ばれます。
確定申告をする際、治験の謝礼金は給与所得ではなく雑所得に該当しますので、ご注意ください。

治験ボランティア治験モニターはアルバイトではない

治験モニターを募集する際に「治験アルバイト募集」「治験バイト募集」「高額バイト募集」などと説明しているサイトは運営者が治験の主旨を理解していない可能性があります。

また、治験モニターの登録や治験への参加に費用がかかることは治験の性質上、ありえません。
有料で治験モニターを募集している案件はモニター商法の可能性がありますのでご注意ください。

これから治験モニターサイトに登録する方は、「治験モニターはアルバイトではなく、あくまでボランティアだ」ということを意識して情報収集されると間違いがないかと思います。
治験に協力してくれる人をアルバイト扱いするところはおかしいです。

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